長時間労働が悪という雰囲気が浸透し、働き方改革による労働時間の削減も一般的になってきました。昔と比べれば何事も時短が当たり前となり、セミナーや研修も短時間で終わるようになってはいるものの、どうしてもセミナーや研修を長時間行う必要がある時もあります。長時間のセミナーや研修は、受ける側はもちろん、教える側にも大変負担が大きいものです。そんな長時間のセミナー・研修受講に少しでも前向きに取り組んでもらうために、企業はどのような環境を用意するべきでしょうか?取り入れやすい対策を紹介します。
充分な休憩時間の確保
長時間座っていると、人は眠くなってしまうものです。特にセミナーや研修ではゆったりと座ることもできず、体がこわばり、緊張状態となります。セミナー・研修中は動きも少ないため、喉が渇いた実感もなく水分補給をしないという人も多いでしょう。そのような環境で長時間過ごすと、エコノミークラス症候群になってしまします。定期的に休憩時間を確保し、参加者の健康を守るようにしましょう。
飲み物の提供
エコノミークラス症候群の防止にも関係することですが、お茶などを用意するのも良いでしょう。温かいものであれば体だけではなく心も温めることができ、リラックス効果があるためおすすめです。また、空調が効いた部屋では思っている以上に体が冷えてしまうため、温かい飲料が出せない場合は常温で提供すると良いでしょう。ペットボトル飲料を出す場合は、350mlなどの小さいサイズよりも500mlなどの少し大きめのサイズで出すことで、セミナーや研修の間もたせることができます。
食事の提供
お昼を跨ぐ場合や、夜遅くまで続くセミナーや研修の場合は食事を用意してあげるのが親切でしょう。おすすめは宅配弁当の利用です。会社や会場まで届けてくれるだけではなく、紐を引くなどの簡単な操作でお弁当の温めができるものもあります。疲れている時に温かい食事を食べることができれば、疲れも和らぎますし、何よりもほっとすることができます。緊張状態が長く続くと思っている以上に心身ともに疲れるものです。参加者や発表者の苦労をねぎらうためにも、少し豪華なものを用意するのが良いでしょう。
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ちょっとした一工夫をするだけで、長時間のセミナーや研修の環境を向上させることができるだけではなく、参加者の健康を守ることにもつながります。また、空腹やのどの渇きなどを気にしながら参加したセミナーや研修では学習効果も落ちてしまうでしょう。外部から講師を招いて実施することも珍しくありませんから、しっかりと費用に見合った教育効果を得るためにも、参加者が快適に過ごせるように配慮することは重要です。